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スタッフブログ

78プラド車検修理

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78プラド (KZJ78)の車検整備wrench

リフトアップ量は2インチ。

各部補正は無し。

もちろん前後共に調整式ラテラルロッドの取り付けも無い。

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2インチリフトアップの車両が1番多いのではないでしょうか。

リフトアップにおける補正の重要性をご説明したいと思います。

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結論から言えば、コイルスプリングとショックのみで2インチリフトアップは可能です。

ラテラルロッドを調整式に交換しないと写真のようになります。

リフトアップすることで生じる車体の左右差。

これを補正しないと色々なところに問題が起きてきます。

今回はその1例です。

左右差でコントロールアームブッシュは車体がズレた方へ引っ張られています。

ブッシュの圧入による交換で終われば問題ないのですが、

引っ張られたことにより大きな問題が生じることがあります。

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それはコントロールアームの変形です。

ブッシュが圧入されている部分の直径が広がることがあります。

これはコントロールアームをAssyにて交換すれば

問題はクリアできますが、現在ではAssyは生産廃止です。

部品供給はブッシュのみとなっています。

新しいブッシュに交換してもアームが広がっているため、

圧入はできない状態になっています。

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つまり通常は現状修復は不可能となります。

Assyの中古品にするか。。。

しかし、中古品のブッシュが劣化していれば同じ状態になっている可能性もあります。

弊社では、このような修理にも対応致します。

摩耗した部分を溶接で補うと共にボーリング作業を行います。

部品が無いから諦めるということは避けたい。

出来る限りは修理する。

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時には無いものを作るということもあります。

年数が経過し、劣化する部分も多くなっていく。

部品の供給も無くなってしまう。

修理したくても修理できない。

そんなお悩みを解決すべく弊社では独自のやり方で修復作業を行います。

長く大切に乗っていただけるように、

またはユーザー様のご意向を形にするために日々努力を重ねております。

難しい修理もお任せください。

ご依頼誠にありがとうございます。

 

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