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ランクル77車検整備
ランクル77(1HZ)車検整備
ロードセンシングプロポーショニングバルブの重要性。
昨年の車検時からのフロントブレーキパッドの減り具合が距離と比例していない。
リフトアップや大きなタイヤを装着することで多少のズレはあるものの、今回は大幅に減っていました。
ブレーキテスターでの事前計測ではリア側の制動力数値が低い。
目視点検では特に大きな異常はなかった。
リアブレーキピストンに多少の錆が付着していた。
リアブレーキがあまり効いていない状態でフロントブレーキに負荷が掛かっていたのだろう。
LSPVを分解してみると、やはら内部にはたくさんの錆があった。
これではきちんとした機能も果たせていない。
今回の車検はブレーキ周りを中心に手を加えていきました。
リアはキャリパーのオーバーホールに加え、ブレーキピストンも新品へ交換しました。
フロント、リア共に制動力はきちんとした数値になり、力の分散も確認できた。
来年の車検時に再度ブレーキパッドの減り具合を計測してみようと思います。
走行距離が32万km。
色々不具合も出てきます。
車検時のブレーキ周りの点検は非常に重要です。
ユーザー様が違和感を感じることが出来なくても、点検を実施する者がきちんとした対応ができるのか。
ここは非常に重要。
長く大切に乗っていただくには、細かい部分にも抜かりない点検整備が必要です。
ご依頼誠にありがとうございます。
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